令和2年4月1日に事務所を開業して、6月末をもって3か月が経過しました。たくさんの方のお力添えを頂いて、順調に事務所を立ち上げることができました。本当に有難く、感謝ばかりです。月日が経つのは早いもので、1日1日を大切にしたいものです。
6月末で3か月分の営業実績が出たので、月次決算書を作成して、日本政策金融公庫に創業融資の申し込みをしてきました。提出する実績数字が何もないと、審査する材料としては少々厳しいので、このタイミングになりました。計画も大事ですが、実績が何もないと説得力が弱いですからね・・・。
面接前に郵送で送った申込書類は次の通りです。
・借入申込書
・創業計画書
・月次決算書3か月分
・資格を持っていることを証明する書類
・免許証
郵送してから10日ほどたって、日本政策金融公庫の担当者から電話があり、
面接の日程を調整しました。
面接当日は管轄の日本政策金融公庫までこちらから出向きます。面接は1対1で、4人掛けのテーブルが置いてある小さな部屋で行われました。時間は20~30分程度でしたね。面接で聞かれたことは次のような内容です。
・今までの経歴は?
・現在の顧客は何件か?
・創業資金はいくら必要で何に使うか?
・貯金、不動産等の資産はどれぐらい保有しているか?
・今後1年間の売上・利益の見通しはどうか?
・どうやって新規顧客をつくっていくか?
面接を受けた印象としては、創業までにどれぐらい準備をしているかが重要で、自己資金の金額、今までの経歴、創業時の顧客数などについてしっかりと創業計画書に書けていて、自分の口からそれを説明できるかどうかを審査している印象です。自分の事業を他の人にどう説明するかどうかは、融資の面接に限らず、今後いろいろな場面で大事になりそうです。
本当に事業をしているのかを確認するために、通帳に売上金の入金があるかどうかも確認をされました。
自分が事業主として融資を申し込んで、面接を受ける経験は、お客様にアドバイスをさせて頂く立場として必須だと思ったので、今回融資を申し込みました。職員時代にはできないことなので、こういったことを経験できるのが、開業してよかったことの一つですね。