NO1とNO2の関係

『あらゆる組織は、ナンバー1とナンバー2の呼吸がぴったり合っていること。会社においても、もちろん家庭においても同じである。血脈・血縁だけでなく、法脈でつながること』

致知出版社の社長、藤尾秀昭氏の『出逢いの人間学』という書籍にある言葉です。ここでいう法脈とは、考え方、理念、哲学のことをいいます。

税理士として、今までたくさんの会社に携わらせていただきましたが、発展している会社には社長を支えるNO2がいることが多いと実感しています。
多くの中小零細企業において、NO1は社長、NO2は奥さん、兄弟、息子、娘などの身内ですね。
カレーチェーンのCOCO壱番屋では、フランチャイズ加盟する条件として、夫婦で事業を行い、夫婦仲が良いとことが挙げられているそうですが、経営がうまくいくためのとても重要な要素だと思います。
社長とNO2の呼吸がぴったりと合っていれば、社員は安心して働くことができ、会社が一つにまとまるでしょう。逆に、NO2が社長のことを陰で悪く言う場合、社員の心はバラバラになってしまいます。

弊社の屋号の「ひふみパートナーズ」は、社長、NO2に加えて、財務の専門家がNO3となり、ぴったりと呼吸を合わせて経営すれば、事業は必ずうまくいくものだと考えているからです。
2本の柱では立体物はできませんが、3本あればお互いに支えあって自立することができ、物事をなしていくことができます。
「三人よれば文殊の知恵」、「三位一体」という言葉があるように、3という数字は非常にバランスがよく、不思議な力があるように思います。

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