持続可能社会の実現

中小零細企業や我々士業はもちろん、地球に住むすべての人が、持続可能社会の実現に向けて、それぞれが今できることを実践すべき時代です。

私がまだ小学生だった30年前と現在を比較すると、地球環境は確実に悪化しており、それは日々持続不可能の方向に向かっています。夏は異常に暑くなり、台風が巨大化していることから、肌感覚でも地球環境の変化を感じます。秋の味覚、秋刀魚も高くなりましたね。

地球温暖化、マイクロプラスチック汚染、水産資源の枯渇、森林の伐採などは毎年進んでいます。子供や孫たちにこの素晴らしい地球を繋いでいくには、これ以上問題を先延ばしにすると、手遅れになってしまうでしょう。

先進国に住む我々は、大量消費、使い捨ての生活を送ってきました。資本主義社会では、地球環境を悪化させてでも大量消費を続けなければ経済が回りません。破滅の方向に確実に向かっているのに、大量消費を続けざるを得ないのです。

会社経営を継続させていくためには、モノがより多く売れ、売上・利益を毎年上げなければなりませんが、人間が生きる土台となる地球に住めなくなってしまっては元も子もありません。今や新たな価値観、システムの構築が必要なのです。

日本人は古来、自然と調和した生活を送ってきました。これからの地球に必要な新たな価値観が生まれるのは日本からだと信じています。モノに囲まれた豊かな現在を生きる大人として、責任ある消費・行動をとっていきたいと思います。

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