ゴミや埃に囲まれて仕事をしていないか?

税理士事務所では、2月、3月は確定申告の繁忙期で目が回るように忙しく、4月は少し仕事が落ち着く時期になります。4月は「いらないものを捨てる」ことを重点的に取り組みました。もう必要のない書類、本、ファイル、パソコンの中のデータなど、ありとあらゆるものを点検し、徹底的に捨てていきました。いかに多くの必要のないもの(ゴミ)に囲まれていて、集中力を削がれていたのか気づかされました。

身の回り(環境)がきれいになると、頭の中がスッキリと冴えわたり、迷いや焦りの気持ちが影を潜め、明らかに集中力が増しました。目に見えている環境は鏡であり、自分の姿そのものだったのです。環境が乱れているということは、自分の心が乱れているということですし、身の回りがゴミや埃だらけだということは、ゴミのようなどうでもよいことばかりを毎日考えているということです。

今までの経験を思い返してみると、赤字会社では共通して、お店や会社にいらないものが溢れていました。当事者は気づいてないのですが、ゴミに囲まれて仕事をしているのです。

1万社の赤字会社を復活させた伝説の経営コンサルタント、一倉定氏は、「環境整備こそ、すべての活動の原点である。」、「環境整備は、これを行った人々の心に革命をもたらす。」と述べています。机上の空論ではなく、環境整備の効果はやればスグに体感でわかります。

いらないものを捨て、残されたものの位置を決め、埃や汚れを取り除き、磨き抜かれた空間を作ることを、関わる方々と一緒に取り組んで参ります。

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