経営計画が社員に伝わらない理由

令和3年も残り3か月を切り、令和4年に向けて、経営計画をまとめるタイミングになりました。毎日バタバタと忙しくて、日々をこなすだけの毎日になっていないでしょうか。令和4年の目標はしっかりと見えているでしょうか。

「人間というものは、目標があると、それに向かって努力するという不思議な動物である。」と、昭和の伝説の経営コンサルタント、一倉定先生がおっしゃっているように、業績向上のために、目標設定は欠かせません。

社長が令和4年は何をしたいのかを言葉にして社員に伝えなければ、社員は何に向かって努力をすればよいかわかりようがありません。社員としっかりと目標を共有して新しい年をスタートしたいものです。

社長の思いが社員に伝わるかどうかは、社長と社員の信頼関係の深さ次第です。社員と出会ってから今日まで、信頼関係をどれだけ積み重ねてこられたがものを言います。社員は口には出さないものの、「社長は自分たちのことを本当に考えてくれているのか」「この人について行って今後の生活は大丈夫だろうか」を、いつも考えています。

社長が立てた経営計画が機能するかどうかは、社長と社員の信頼関係という土台があってこそだとまず認識することが必要です。一日一日を大切に仕事をして参りましょう。

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