準備・実行・後始末

仕事をする上で、「準備・実行・後始末」「後始末には次の準備が含まれている」という言葉を意識しています。

この言葉は、20年間無敗の代打雀士、雀鬼と呼ばれた桜井章一氏の本から学んだことです。シンプルな言葉の中に、仕事の要諦が凝縮されているんですよね。

具体的に書き出してみると・・・・

【準備】
・掃除、整理整頓をする
・今日やるべきことを書き出す
・計画をつくる
・訪問前に記録を見返す
・下調べをする
・知識や技術を身に着ける
・朝礼をする

【実行】
・着手を早く、まずは15分やってみる
・30点合格、完璧さよりもとにかく動くことを重視

【後始末】
・気づいたことの記録をつける
・後片付けをする
・宿題になっていたことを調べて報告する
・終礼・反省会をする
・月次決算をする

書き上げたものを見返すと、「準備」と「後始末」の項目が多く、「実行」の段階ではできることが限られていることがわかります。「段取り8分」という言葉があるように、仕事では準備と、次の準備を含む後始末で成果が決まると言ってよいのでしょうね。結婚式でも、何日もかけて準備をするのに、本番はわずか3時間程度だったりします。

財務の話でいうと、「月次決算」は後始末にあたります。月次決算の数字を細部までよく見て、「わが社はどの数字をどうやって改善するのか」を決めるのです。

毎月毎月、計画したことを実行し、その成果が翌月の数字にどう表れているかをまた確認します。

この当たり前のサイクルをしっかりと回すことを言葉で表現すると、準備・実行・後始末になります。

 

 

 

 

 

タイトルとURLをコピーしました